手記 Quaderni

1943年11月19日

 十一月十九日

 イエズスが言われます。

「信者は神と一体化し、子どもは親と一体化します。したがって、イザヤ書第十四章十二節から十五節でサタンの先駆者について述べていることは、決して間違いではありません。

 わたしが悪の先駆者と呼ぶ者たちは、彼らの主人や父に倣って自分を神だと称し、群衆を抑圧しようとしたのではありませんか? 彼らは、自分が超神であるかのように、神について、恥ずかしいほど見下した態度で語ったのではありませんか? 彼らは、神さえも尊重する人間の中の最も神聖なものを支配する権利を、不当に要求したのではありませんか? 彼らは生きる許可を与えたり奪ったりするだけでなく、考える許可さえも与えたり奪ったりしました。

 わたしが人間に与えた思考は自由です。というのも、神があなた方に与えたものはすべて、いかなる強制からも自由であり、肉がまず罪の奴隷状態から自由であったならば、肉さえもその自由を妨害することはなかったはずですから、もっと自由だったはずです。思考は、泥と恐怖の超神たちによって踏みにじられています。彼らは、わたしがあなた方に強制することなく愛を込めて命じる聖なる愛の掟への服従を命じません。彼らは、あなた方を、首に軛を負い鼻に鼻輪を付けられた牛よりもひどい奴隷状態にする残酷な義務を課します。あなた方の全存在──身体、精神、霊──この三つの形のどれ一つとして、この奴隷状態から逃れることはできません。

 そうです。霊的な存在さえも。蔓延する悪の怪物は、あなたの精神にまで浸透して広がり、その霊が神や神の法に向かうかどうかを、思いのままにします。サタンの子としての彼らの憎しみは、猛烈な迫害となって爆発します。しかし、大迫害に至らないとしても、地獄の蛇の頭を隠している人間の仮面を脱ぎ捨てると、彼らは巧妙な狡猾さで信仰の建物を崩壊させ、異教に宗教の代わりをさせる生活様式であなた方の精神を包み込み、絞め殺そうとします。

 そして、あなた方の精神は愛と福音によって養われていないので、あなた方はいつも忠実でいられる強さを持っていません。あなた方人間は、神の命令に従っても無益だと考え、人間の奴隷に屈します。そして、一人の人間、あるいは複数の人間のせいで、神の最も美しい贈り物である『自由意志』を失うことになります。あなた方は、一人、あるいは複数の人間に操られる操り人形です。あなた方は、この世でも来世でも、父なる神の王国で自由な存在となることができたはずなのですが。

 獣の法から離れ、できるだけ遠くへ離れなさい。彼の運命はすでに決まっています。地球を苦しめ、地球を制圧する悪の統一の前触れとなる恐ろしい獣の構成部分を神の斧が切り落とすときは、遠くに離れていなさい。彼らは、この恐怖の顕現の腐った手足のように、深淵の炉へ落とされるからです。

 現在台頭し、帝国の最盛期を迎えるバビロンは、やがて聖なるエルサレムに取って代わられるでしょう。その日と、終わらない日に、あなた方の上にバビロンの権力者や、劣ったルチフェルや、サタンの子孫や悪魔の残党の印ではなく、神の子の聖なる、紛れもない、栄光の印があるように行動しなさい」。