1943年11月8日
十一月八日
イエズスが言われます。
「『今も、死を迎える時も』。これは、『悪からお救いください』に匹敵する祈りです。あなた方は、よく考えませんが、それは事実です。わたしは、あなた方に父ばかりでなく母をも与えました。父が悪から救ってくださるように願うならば、なぜ、母に、死という悪を遠ざけてくれるように願わないのですか?
さあ、神に高められた心で考え、神の子としての知性で求めなさい。あなた方は、人間的な意味での悪や死について心配するのではなく、最も真実で超自然的な意味での悪と死について心配するべきです。なぜなら、あなた方の現在の服は過ぎ去る服であり、あなた方の現在の家は放棄される家だからです。しかし、この日の後には、あなた方が本当に自分のものだと言える未来が待っています。
そして、あなた方が邪悪な心で呪われたものを選ぶなら、あなた方に災いとなるでしょう。霊の死は、あなた方の魂に一度だけ訪れるのではありません。死を与える者は、獲物の追跡を一分間も忘れないため、死は、あなたの地上での一日にずっと付きまといます。あなた方には、敵の狡猾さを無力化できるほどの警戒心と不屈の精神が常に備わっているわけではありません。あなた方の弱さは、あなた方を無気力に導き、あなた方の肉欲は食べ物への渇望に導き、その中であなた方は死を見つけます。
けれども、あなた方には天の母がいます。母は、あなた方の上にある御子の血を見て、その血のゆえにあなた方を自分の子として愛しておられます。神の娘、花嫁、母という、三つの条件によって、神に対して力強い母。
『今』、マリアが、人間であるあなた方の現在のために祈ってくださいますように。あなた方には、とてもたくさんの危険が待ち構えていますから。『死を迎える時も』、人生の決定的な瞬間に、マリアがあなた方のために祈ってくださいますように。『死を迎えるとき』、つまり、あなた方の霊魂が悪に打たれて滅びるかもしれないときに。
マリアは、サタンに勝つ者です。真の死、つまり霊魂の死は、地上で生きる時、試練にあう時、死の時に母に祈ることができる人たちには訪れません。
マリアの祈りは、子どもたちを覆う母のベールのように、あなた方を肉欲と悪の灼熱から守る盾になります。それは、あなた方をキリストの中で成長させ、キリストの国へ入らせます。キリストが死者を恵みに蘇らせることができるならば、マリアは、真に愛されているなら、死があなた方を御子から引き離すことを阻止します」。