1943年9月22日
九月二十二日
イエズスが言われます。
「わたしの福音書から、教えることがあります。あなた方、憎しみによって分裂した人間たちに。
昨日は、あなたを休ませました。思考と視点を変えさせるためです──そうです。これもまた、あなた方を満たしている憎しみによる批判的な視点や、すべての言葉のせいですが──あなたの心の動きを、とても優しいマリアの教えで濾過するためでした。
湖を混乱させる嵐は、突然鎮まるわけではありません。さらに、一旦鎮まっても、すぐに以前のような水に戻るわけではありません。しばらくは濁ったままで、色や透明度が劣ります。波が完全に収まったときに初めて、深い所の水も透明になり、明るい青空の色になります。心の中に地獄の風が憎悪を吹き込んだときも、同じことが起きます。その霊魂が反キリストの毒から清められるためには、時間が必要です。
覚えておきなさい、マリア。ある種のつらい状況では、人間的な部分に憎悪が沸き起こることは理解できます。けれども、あなた方は単なる人間ではありません。実のところ、人間的な部分というのは、あなた方生命体の中で、一過性の一面です。けれども、超人間的な部分は、一過性のものではありません。あなた方は、父によって造られた瞬間から、存在し、常に光か闇の中にいることになります。光か闇かは、あなた方のこの世での行動次第です。それは、この世の終わりまでではなく、永遠で、終わりません。
地球! 父によって造られたこの惑星で、キリスト史の千年の千倍、地球の発生史の七倍の長さ、それが、わたしの時の中で何でしょう? 永遠の中の一瞬です。
昨日、あなたは自分を浄化していました。そこで、わたしは、あなたをその仕事に熱中させていました。これは皆にとって必要な仕事です、特に、愛する人たちのために。なぜなら、わたしは憎しみのある所にとどまることはできないからです。このことをいつも忘れないようにしなさい。人間的には、憎むことがきわめて正しく、筋が通るとしても。さて、これから、あなたと皆のために話しましょう。
これから話すのは、気高いカリタの教えです。それは、わたしの福音があなた方に与えますが、あなた方はそれについて、ほとんど、またはまったく考えません。あなた方に三つのエピソードを提示します。あなた方に、別の形で説明されていますが、人類が世界中で憎しみ合っているこの時代に、わたし独自のやり方で説明しましょう。あなた方が世界を地獄に変えているこの時代に、深い地獄の海から浮上するためには、この黙想は大いに必要とされるでしょう。
寝たきりになった僕のために懇願する百人隊長、限りない信頼の言葉で返したカナン人の女、そして、ピラトの妻です。三人は異邦人で、父の掟の外の人たちです。けれども、アブラハムの子孫たち、シナイ山の稲妻の中で預言者に与えられた主の掟において生きる人たちの中で、この三人のような心を持った人がいたでしょうか? この人たちは、わたしの同郷者よりも、もっと強い信頼を示しました。この信頼の光の中でわたしが何者かを知ったのです。その信頼は報われました。
わたしは今、あなた方が納得してくれることを願います。つまり、すべての人種、すべての国民の中に知られていない善良な神の子らがいることを。なぜなら、わたしを信じ、純真な心でわたしを求める人たちは、わたしの子だからです。イスラエルでも、この三人の心に見出したような信仰がたくさん見られました。わたしが実質的に呼んだわけではないのに来た人たちです。生きている人たちの中で、これらの異邦人のような人が、どれほどいるでしょうか!
裁いてはなりません、子らよ、そして、軽蔑してはいけません。ただ愛しなさい、すべての人を愛しなさい。あなた方の父は同じ創造主です。これを忘れてはなりません。あなた方は兄弟姉妹です。土の塵であなた方は形づくられました。そして、一つの息があなた方を生きる者としました。
それではなぜ、これほどの憎悪があるのですか? 兄弟姉妹に厳しくしてはなりません。イエズスを見なさい。間違ったことをしない先生は、異教徒の百人隊長やカナン人の女を拒みませんでした。カナン人は、イスラエルで、魂のらい病人と見なされていましたが。
気を付けなさい、あなた方が、惨忍、偽り、情欲、高慢として、神から裁かれることがないように。愛の火で自身を清めなさい。それは、あなた方の霊魂を真っ白にする清めの水で、あなた方の見えない目と聞こえない耳を開きます。あなた方の麻痺した霊魂に命を与え、神の霊があなた方の霊に言っていることを理解させます。あなた方の霊は、たくさんの光と赦しを必要としています」。