1943年8月21日
八月二十一日
イエズスが言われます。
「わたしの二人の証人には、信仰を極めたあらゆる人が含まれます。教皇、司教、ひらめきを受けた教会の博士たち、光と声に満たされた霊魂たちです。彼らは、あらゆる人間的性質を精製された声で、わたしとわたしの教えの真理を宣言し、彼らの声を支持するものとして、聖性、苦痛、流血まで承認しました。
彼らは、わたしのように憎まれ、常に多かれ少なかれ苦しめられています。わたしは、先生たちの先生、最も聖なる者です。彼らは、世間や権力者に苦しめられます。彼らの行為が、『あなたのしていることは正しくない』と、世間や世界の偉人に示していると思われるからです。けれども、サタンの子の時が来ると、地獄は、反キリストによって開けられた深い淵から沸き上がって、彼らに無慈悲な戦いをしかけるでしょう。そして、人間的な目で見れば、彼らを負かして殺すでしょう。
けれども、それは本当の死ではありません。そうではなく、命の命、真の輝かしい命になるでしょう。わたしの戒律の掟に従う人たちが命を得るのなら、わたしの福音の完全な忠告に従って、イエズスへの愛のために完全に自分を犠牲にするほどわたしと一緒になろうとする人は、どれほど豊かな命を持つことになるでしょう? イエズスは、永遠の犠牲です、彼らはイエズスに倣って、自分の命をも犠牲にします。
輝かしい復活に呼び出されて、彼らは人間にとって最も大切なもの──命──を、脱ぎ捨てる人になるでしょう、わたしと兄弟姉妹への愛のために、わたしに従うために。わたしは、何度でも繰り返します。兄弟姉妹のために命を捨てること、これ以上の愛は、天にも地にもありません」。
イエズスがさらに言われます。
「前に137あなたに言いました。現在のこの悲劇には、すでにサタンの勢力が働いています。彼は、黒い使いを送り、地上の王国を互いに戦わせようとしています。超自然的な戦いは、すでに始まっています。そこです。小さな人間の戦いの背景に。
小さいというのは、規模のことではなく、動機のなさです。それは、人間の無思慮から発しているのではありません。違います。兄弟たちを残虐なかみ合いと殺し合いに駆り立てている真の原因は、別の所にあります。
あなた方は、体を用いて戦います。けれども、本当に戦いに関わっているのは霊魂たちです。あなた方は、四・五人の強者の命令で戦います。そういうものだと思うでしょう。この荒廃を実行させているのは唯一の者です。あなた方が望んで地上にいるその者は、この世の者ではありません。この大量虐殺の糸を引いているのはサタンです。その虐殺で多く死ぬのは、体よりも霊魂たちです。
これは、戦いの始まりです。反キリストの王国が強固になるためには、血と憎悪のセメントを必要とします。
もはや愛することができなくなったあなた方は、当然のごとく彼に仕え、殺し合い、あなた方のこの悪事に責任がない神を呪います。神は、ご自身のものを守るために、天使と共に戦っておられます。ご自身のものとは、すなわち、キリスト教徒の心の中の信仰と、善者の心の中の善性です。
当分の間、選択をするのはわたしではありません。あなた方が選びます。恐れに負けずに、神はやはり神であられる、つまり、神は善と正義であり、救いは神の掟に従うことにある、と理解できる人たちは、これらの真理を否定する人たちと距離を置きます。前者は、光に会うために上昇し、後者は、闇へと墜落します。
サタンは、悪魔たちを従えて、再び実際に天に昇ろうとします。けれども、わたしの大天使に撃退されるので、彼の子らの心を通して神に勝とうと、地に突入します。サタンは、すぐに成功します。人々の心に、もはや霊的な火がないからです。彼らは、霊の命を持ちません。彼らは、罪の集団です。その中では、霊を殺す三重の欲が繁栄しています。
子羊の血のおかげで打ち勝ち、信仰にとどまり、常に信仰を持つ人は幸いです。サタンとその誘惑を撃退し、その見せかけの勝利と、彼が今始めている試みを心配しない人は祝福されるでしょう。サタンは、呪われた王国の時が短いことを知っています。キリストと、その教会への信仰にとどまる人は幸いです。教会は、不屈の殉教者です。偉大な殉教者、その配偶者、十字架につけられたキリストのように。反キリスト教の迫害によって解体されて死んだように見えた後、もっと美しく復活し、栄光を受けて天に入ります。そこでは、本当の法王が婚姻を祝うために待っています。
注
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六月四日と六月十九日の口述。