1943年8月20日
八月二十日
イエズスが言われます。
「今の状況、特に、今世紀の始めから二千年紀の終わりまでに起こっていることを、少し詳細に観察するなら、七つの封印が解かれたと考えたくもなるでしょう。わたしは今、かつてないほど、あなた方の中にわたしの言葉を持ち帰る行動をしています。それは、わたしに選ばれた者たちを大勢集め、彼らと、わたしの天使たちと、共に戦いを始めるためです。相手は、人類に地獄の蓋を開けようとしている隠れた勢力です。
戦争、飢餓、疫病、殺人兵器──これらは、最愛の者が言及した獣以上のものです──地震、空の徴、地球の内部の崩壊、愛によって動かされた小さな霊魂たちの神秘的な道への奇跡的な召喚、わたしの弟子たちへの迫害、霊魂の気高さ、肉体の低さ──どの徴も、わたしの怒りと裁きの時が近いことを思わせるのに事欠きません。
あなた方は、恐怖で叫びます、『時が来た。これ以上激しくなることはない!』と。そして、あなたがたは、大声で終末を呼び求めるでしょう、あなた方が解放される終末を。とがのある人は、いつものように、嘲り、罵りながら呼ぶでしょう。善人は、これ以上悪が善を征服するのを見ていられず、呼び求めます。
選ばれた者たちよ、安心しなさい! わたしは、いずれ来ます。人間の創造と神の子の犠牲が正当化されるのに必要な犠牲は、まだ十分ではありません。わたしの歩兵はまだ整列していません。また、徴の天使たちは、栄光にふさわしいと選ばれた人たちの額に栄光の徴をつけ終わっていません。
地の不名誉は甚だしく、サタンの住まいから発する臭気と変わらないものが神の王座の足元に昇り、冒涜的な刺激を発します。わたしの栄光が現れるまでには、わたしの顔の出現にふさわしくなるよう、東から西まで清められなければなりません。
偉大で広大な祭壇を清める香と油は、わたしの聖人たちの祈りと犠牲です。その祭壇では、永遠の法王であるわたしによる最後のミサが執り行われます。その時、天と地にいるすべての聖人たちは、その祭壇に仕えます。聖人たち、わたしの心に愛される者。天使たちが徴をつけるよりも前に、すでにわたしの徴──聖なる十字架──をつけられた者たちが。
その徴が刻まれるのは地上においてです。それを刻むのは、あなた方の意志です。すると、天使たちは、それを白熱する黄金で満たし、消えなくします。すると、あなた方の額は、わたしの楽園で太陽のように輝きます。
わたしの愛する者たちよ、現在の恐怖は大きいでしょう。けれども、最後の時の恐怖までには、もっと、もっと、大きくならなければなりません! そして、人のパンや、葡萄酒や、睡眠に、ニガヨモギが混ぜられたように思えるとしても、人類の最後の日々の苦さに達するためには、もっと、もっと、たくさんのニガヨモギがあなた方の水、食卓、長椅子に注がれなければなりません。愛によって造られ、愛によって救われ、自分たちを憎悪に売り渡した人類の最後の日が来るまでに。
カインは無垢の血を流したために地上をさまようことになり──その血はまだ原罪によって汚れていましたが──神から罰の徴をつけられて、その記憶の苦しみから解放してくれる人もなく、苦味の中に生まれ、苦味の中に行き、他の人びとが苦味の中で生きて死ぬのを見ました。それならば、人間を救ってくれた最も無垢な血を流させ、今も流させている人類は、どんな苦味を耐えなければならないのでしょうか?
だから、これらは警告の徴だと考えなさい。でも、まだその時ではありません。
『否定』、『悪の化身』、『恐怖』、『冒涜』、『サタンの子』、『復讐』、『破壊』と呼べるものの前兆があります。そして、彼をはっきりと恐ろしく指定する名をさらに上げることもできるでしょう。けれども、彼はまだ来ていません。
彼は、星のように高尚な人でしょう。人間の空に輝く人間的な星ではありません。超自然的な天体から来た星です。敵のおだてに乗りやすく、謙遜の次に尊大を経験し、信仰から無神論へ、純潔から情欲へ、福音の清貧から黄金への飢えへ、隠遁から名誉欲への変遷を経験します。
大空から星が落ちるのを見ることよりも恐ろしいのは、このすでに選ばれた人間が、サタンのとぐろの中に突き進むのを見ることです。この人間は、選択した父の罪をまねるでしょう。ルチフェルは、うぬぼれから、呪われた闇になりました。反キリストは、わたしの軍の星になった後、一時のうぬぼれから、呪われた闇になるでしょう。
彼の拒絶──それは、天を恐怖で揺るがし、彼の転落が引き起こす混乱でわたしの教会の柱を震えさせるでしょう──その報いとして、彼はサタンから完全に支援されるでしょう。サタンは、彼に底知れぬ淵に通じる縦穴の鍵を与え、それを開かせるでしょう。開かせてしまいなさい。そうすれば、サタンが数千年にわたって人間たちを絶望に導くために企んできた恐怖の手段が現れるでしょう。それらは、サタンを王として頼り、反キリストを追い求めます。反キリストだけが、底知れぬ淵の王の登場のために門を全開することができます。ちょうど、キリストが天の門を開け、恵みと赦しを出させたように。それによって、人は、神に似た者となり、永遠の王国の王たちになることができます。わたしはその王たちの王です。
父がわたしにすべての権能をお与えになったように、サタンも彼にすべての能力、特に、誘惑の力を与えるでしょう。その誘惑力で、弱い者たちや、野心の熱に蝕まれて彼を頭と仰ぐ者たちを付き従わせるために。けれども、彼は抑制のきかない野心の中で、サタンの超自然的援助がまだ不足していると見て、キリストの敵たちにもっと援助を頼むでしょう。敵たちは、悪への欲求が群衆に絶望を植え付けるために造らせたもっと致命的な武器で武装して、神が『じゅうぶんだ』と言われるまで助けるでしょう。神が、来臨の輝き134によって、彼らを灰にされるまで。
ヨハネが黙示録十章で述べていることに関して、数世紀にわたって、多くの、多過ぎる推測がなされています──執拗な悪に対処するという良い渇望や正直な欲求からというよりは、単なる無益な好奇心からの推測が。でも、マリア、知っておきなさい。わたしはあなたに、知れば役立つものを教え、知らない方がよいものは隠します。
かわいそうな子どもたち、あなた方は、黙示録の『七つの雷』の正しい名前を知るには弱過ぎます。わたしの天使は、ヨハネに言いました、『七つの雷が語ったことは秘めておけ。それを書き留めてはならない』と。わたしは言います、今はまだ封印が解かれる時ではない。ヨハネが書き留めなかったことを、わたしは言わない。
さらに、その恐怖を味わうことは、あなた方の定めではありません・・・あなた方ができることは、これを経験しなければならない人たちが力をなくさないように祈ることだけです。彼らが懲罰のむちの下で後悔せず、神に助けを求めずに呪うことがないように。多くの者はすでにこの世にいます。そして、彼らの種は、彼らの実際よりも、七の七倍邪悪になるでしょう。
天使ではなく、わたし自身が、七つの雷のラッパが終わる時を教えると断言します135、アダムの子孫が王であるキリスト、主、神を認識することなしに。そして、その名である慈しみに呼び出されて、わたしは、わたしの名と本性によって断言しますが、わたしは、その瞬間、それらを永遠に停止します。時は止まり、裁きが始まるでしょう。善と悪を永遠に分かつ裁きが、地上での数千年の共存の後に136。
善はその源泉に戻ります。悪は、ルチフェルの反抗の時に投げられた所に落下します。肉欲とうぬぼれの誘惑の中に入り込んでアダムの弱点を攪乱する前にいた所へ。
すると、神の神秘が実現するでしょう。そのとき、あなた方は神を知るでしょう。すべての人、アダムから最後に生まれる人まで、地上のすべての人が、永遠の砂丘の砂粒のように集められて、主、創造主、裁き手、王である神を見るでしょう。
そうです、あなた方は、神を見るでしょう、愛し、呪い、従い、あざけり、祝福し、侮辱し、仕え、逃げた神を。あなた方は彼を見るでしょう。そのとき、彼がどれほどあなた方の愛に値し、どれほど仕え甲斐があったか、分かるでしょう。
おお、彼を愛し、従うことで、自分をささげ尽くした人たちの喜び! 彼のユダ、カインであった人たちの恐怖! 彼らは、人となった言葉に従うよりも、敵である誘惑者に従うことを好みました。言葉にこそ、贖罪があったのに。キリスト、父の道、イエズス。最も神聖な真理、言葉、真の命が」。