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マリア・ヴァルトルタの神秘的著作の数学的分析

スイスの出版社、MDPIが発行する査読付き学術誌『宗教 Religions』に、ミラノ工科大学電子情報バイオ工学部(DEIB)のエミリオ・マトリチアーニ教授と、バーリ工科大学国立研究評議会結晶学研究所(IC-CNR)のリベラート・デ・カロ博士が共著で『マリア・ヴァルトルタの神秘的著作の数学的分析』と題する論文を発表した。以下に、その論文の要約を掲載する。(*1)

私たちはイタリアの神秘家、マリア・ヴァルトルタが著した膨大な文学作品を調査し、その類似点と相違点を評価した。なぜなら、ヴァルトルタはその著作のほとんどを神秘的なビジョンによるものだと主張しているからである。 私たちは、テキストの言語的側面を深く研究するために開発された数学的および統計的手法を使用した。一般的な傾向として、明示的にマリア・ヴァルトルタによるとされている著述は、イエズスやマリアという人物によると主張されている他の著述とは著しく異なっている。数学的には、それらは異なる著者によって書かれたように見える。イタリア文学との比較は非常に印象的なものだ。一人の著者、すなわちマリア・ヴァルトルタが、七世紀にもわたるイタリア文学の(適切に定義された)数学的な範囲全体をカバーするほどに多様なテキストを書くことができるようだ。

参考文献:
*1. 『マリア・ヴァルトルタの神秘的著作の数学的分析』エミリオ・マトリチアーニ教授、リベラート・デ・カロ博士著。Religions. 2018; 9(11):373.
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